こんにちは。効率化の鬼、ぱっかんです。
本日は、「多ボタンマウスが便利だよ」という至極当然なお話と、「オススメのボタン割り当て」を紹介していきます。
僕と同じように、
・デザイン
・コーディング
・ライティング
をするようなユーザーには特に嬉しい記事になるかも。
目次
7ボタンマウスって?
普通のマウスは、
・右クリック
・左クリック
・ホイールクリック
の3つしかボタンがありません。
しかし、僕が使っているM560とMX1500(どちらもLogicool製)はどちらも7ボタンです。
ちなみにM560はオフィス用のマウスです。
購入当時、7ボタンマウスの中では一番安かったので購入しました。
独特の形状で少し持ちにくく、左クリックと右クリックが繋がってるので押し間違いがありますが、安いので納得してます。
MX1500はハイグレードなタイプです。
入手当時は1万円超えでした。
実はこれは知人のプログラマーから「僕には合わなかった」という理由でタダでもらったもの。
これが7ボタンマウスにハマったきっかけでした。
MX1500は透明なガラスの上でもちゃんと操作できるし、最大3台までのPCと連携でき、裏面にあるボタンでPC切り替えを瞬時に行えるので大変便利です。
自宅のPCデスクはガラスだし、サブノートでもMX1500を使ってるので、今のところどちらの機能も使いこなしてます。
さて、7ボタンマウスはこんな感じでボタンがあります。
※()内の挙動はデフォルトのもの
・右クリック(そのまま)
・左クリック(そのまま)
・センターボタン(ホイールクリック)
・ホイール左に倒す(左にスクロール)
・ホイール右に倒す(右にスクロール)
・親指ボタン①(進む)
・親指ボタン②(戻る)
ホイールクリックがありませんね。
あることにはあるのですが、通常のホイールクリックとは挙動が全く違います。(代わりにセンターボタンがホイールクリックの役割を担っています。)
僕が使ってるマウスはどちらも、ホイールを押し込むとホイールが「カリカリ」と言って回るタイプから、「スーッ」と回るタイプに物理的に切り替わります(チルトスイッチ)。
一度回してすぐ指を離すと、回転する距離が延びるよう変化できるんです。
長いページをスクロールする時とかに便利ですね。僕はほぼ使ってませんが。
本来のホイールクリックの挙動は、センターボタンが担っています。
「ぱっかん」の7ボタンマウス割り当て
さて、M560もMX1500も、Logicoolの純正アプリを使ってボタンの振り分けを行うことができます。
僕は以下の通りに設定してます。
・右クリック(そのまま)
・左クリック(そのまま)
・センターボタン(“ctrl” + “shift” + “R” →スーパーリロード)
・ホイール左に倒す(“ctrl” + “shift” + “tab” →タブ切り替え)
・ホイール右に倒す(“ctrl” + “tab” →タブ切り替え)
・親指ボタン①(Delete)
・親指ボタン②(ランチャーアプリ起動)
7ボタンマウスは、こんな感じでマウス操作だけで鬼のようにいろんなことが出来るんです。
なんなら「左クリック」を「右クリック」に置き換えたり、「ホイールを左に倒す」と「PCを再起動」させたりなど、ド変態なカスタマイズも可能です。
細かく解説していきます。
センターボタン(スーパーリロード)
以前は「WindowTeleport(外部リンク)」というデュアルモニター向けのフリーソフトのコマンドを割り当てていました。
でも今では「ctrl shift R」を割り当てています。
このショートカットは、ブラウザでは「スーパーリロード」です。
僕はwebコーディングの案件を受け持つことが多いので、しょっちゅうブラウザリフレッシュをします。
そして最近、「ctrl shift R」は地味に押しにくいという事に気付きました。
「良く使うのに、それが押しにくいところにある」というのは問題なので、右手でポチっと押すだけで発動できるようにしました。
おかげでめちゃくちゃ体力が温存できます。
デスクワークなのに「体力が温存できる」という言い回しは凄く変ですが、左手の負担が軽減されてるのが良く分かります。
また「ブラウザリロード」はプライベートでも良く使うので、「左手がフリーな状態でも、わざわざブラウザのリロードボタンをクリックしなくて良い」というのは凄く楽。
これはオススメです。
ホイールを横に倒した時にタブ移動
知らない人も多いと思いますが、まず、「“ctrl” + “tab”」でタブ移動ができます。
Chromeでもなんでもいいので、インターネットブラウザでタブをいくつも開いた状態で試してみると分かります。
「“ctrl” + “tab”」でタブが右側に切り替わっていき、
「“ctrl” + ”shift” + “tab”」でタブが左側に戻っていきます。
今までずっと、マウスでタブをクリックするしか知らなかった人も多いと思います。
でも、ショートカットキーでのやり方を覚えたら、いちいちマウスに持ち替えなくても操作できる便利さに気付くはずです。
さて、この「タブ切り替え」の操作を、僕は「ホイールを倒す」に割り当てました。
そもそもデフォルトの「横スクロール」は、現状ではほぼ使いません。
もし横に広いwebサイトを、横に狭いディスプレイで見ていたら使うかもしれませんが、どんなに広くてもwebサイトの幅は1200px程度で、僕のディスプレイの横幅は1920pxあるので全く使いません。
それよりも、「ホイールを倒すと、それと同じ方向にタブが移動する」という挙動の方がしっくり来ます。
初めてホイールの仕組みを知った時、真っ先にこの挙動が思い浮かぶくらい僕の中では自然でした。
僕はよく、webサイトを2ページ開いて、それぞれの比較をよくするので、瞬時にタブ移動できるのは鬼のように便利です。
自作webサイトの調整の際にも使いますね。
まるでアハ体験ゲームの答え合わせの時みたいにパッパッと切り替えて、どういう変化が起きているかを確認します。
超絶便利な親指ボタン2つ
親指ボタンが2つあります。
知人のプログラマーはそれぞれ、
・Delete
・Enter
に割り当ててました。
これも確かに便利です。
どちらも良く使うキーで、それをマウスのみで行えるのは快感です。
この設定でしばらく使い続け、最終的に僕は、
・Delete
・ランチャーアプリ起動
に落ち着きました。
Enter脱落には理由があります。
実は、Enterキーはマウス持ったままでも右手で押せます。
テンキーのエンターですね。
ここはマウスを持ってる右手に近い位置にあるので、
ちょっと手を伸ばして、右手親指で難なく押せます。
そして僕はEnterキーの代わりに、大人気ランチャーアプリである「Claunch」を割り当てました。(※外部リンク)
シンプル操作のボタン型アプリ起動ランチャー。タスクトレイに常駐し、デスクトップの任意の位置をダブルクリックするか、右下の隅にマウスカーソルを移動するとランチャーウィンドウが現れる。誤ってランチャーウィンドウを開いてしまった場合も、ランチャーウィンドウ以外の場所をクリックすれば自動的に閉じるなど、使い勝手がよいのが特長。アプリケーションの登録は、アイコンやプログラムファイルをランチャーウィンドウにドラッグ&ドロップするだけでよい。ショートカットキーやホットキーの割り当てもでき、キーボード操作だけでもアプリケーションを起動可能。登録アプリケーションが増えた場合はタブでカテゴリー別に分類し、マウスホイールで切り替え可能だ。
デスクトップにいろんなショートカットやフォルダを配置し、何か用がある時は毎回デスクトップに移動する人がいます。
僕も以前はそのタイプでしたが、これは大変手間です。
毎回「“win” + “d”」で全てのウィンドウを閉じないといけないし、デスクトップが散らかるからです。
そしてClaunchですが、かなり細かくカスタマイズでき、任意の方法で起動できます。
例えば、
・トリプルクリック
・マウスをディスプレイの右上の画面外に移動させる
・円を描く要領でマウスを右に1回半回転させる
・右クリック押しながら左クリック
・任意のショートカットキー
などなど。
そして僕はこのどれもがシックリ来ませんでしので、余っていた「親指キー」に割り当てました。
これは知人のプログラマーも絶賛する配置で、結構いろんな人がこの組み合わせを使ってくれてます。
いちいちデスクトップを表示させる手間が毎回省けるので、毎回約2秒くらい時短できます。
一日20回使うとして、40秒ですね。
7ボタンマウス導入すると捗り過ぎてヤバイ!お勧め割り当ても紹介:まとめ
もう通常のマウスなんて戻れません。
もしweb制作の現場で、「我々で用意した3ボタン式マウスを使うこと」みたいなルールが課せられたら、それだけで侮辱されてるような気さえします。
また世の中には、マウスの腹部(親指が当たるところ)に12個もボタンがあるド変態なマウスもあります。
7ボタン程度ならまだ直感的に把握できますが、これだけボタンがあったら、習得までに1ヵ月とかかかりそう・・・。
それでも効率が上がったり、効率が良くなるなら導入してみたいですね。