「マウスと違って、机の上が狭くても扱いやすい!」
「手の体力を温存できる!」
「最終的に作業の効率化に繋がる!」
と、良い事ばかり書かれていたので「トラックボールマウス」を衝動買いしました。
しかし実際に数週間使ってみて「無いな」という結論が出たので、トラックボールマウスがダメな理由を2つ紹介します。
当記事は、トラックボールマウスの被害者が減る事を願って書きました。
目次
購入した商品:「M-XT3DRBK」
一番有名な「SW-M570(ロジクール)」じゃない時点で、「そんな安物買うからハズレたんだよ」と言われそうですが、僕が購入した「M-XT3DRBK」は商品としては非常に良いものでした。
そもそも僕は「ホイールを左右に倒せるタイプ」じゃないと絶対に嫌なので、その時点で「SW-M570(ロジクール)」は選択肢から外れました。
改めて、僕が購入した「M-XT3DRBK」は、全く問題なく、正しく動いてくれていました。
だからこそ、1週間使い続けることが出来たのです。
では次項より、このトラックボールマウスを1週間使ってみて気付いた「ダメな点」を挙げていきます。
トラックボールマウスの欠点①親指の負担が凄い
僕が購入した商品は、親指でボールを転がすタイプでした。
たぶんトラックボールデビューを考えているほとんどのユーザーが、「人差し指&中指は普通にクリックに割り当てたいから、そうなると親指で転がすタイプしか選択肢が無い」と考えると思います。
僕もそうでした。
しかし実際にやってみると分かります。
人間の親指の作りは、ボールを転がすのに全く適していない。
ボールを奥に転がす分には全く問題ありません。
しかし手前に“引く”動作をすると、親指の関節に無理をさせているのが分かります。
一日に何度もこの所作をすると間違いなく腱鞘炎リスクが上がります。
実際、Google検索のサジェストを見てみると、親指の痛みに悩んでいる人は多いようです。
改めて、
でも親指トラックボールだと、「押す」と等しい頻度で「引く」必要があるので、親指にかなりの負荷がかかる。
トラックボールマウスの欠点②操作ボタンが減る(効率的じゃない)
さっきの欠点は「親指トラックボール」に限定した話だったので、「人差し指で転がすタイプのトラックボールマウスなら便利なんじゃね?」と思われたかもしれません。
しかしここで紹介する「操作ボタンが減る」という欠点は、全てのトラックボールマウスに言えることです。
僕は普段「多ボタンマウス」を使っています。
これにより、通常の「クリック&ホイール」操作に加え、「親指ボタン」「ホイール左右倒し」等、計7個のボタンを操作していることになります。
もしここに「マウスポインターの操作」を加えるなら、トータル8個の操作を片手で行っていることになります。
何が言いたいのか?をもっと砕いて説明します(笑)
本来「マウスポインターの操作」は「腕(手首)」でしていますね。
だからこそ右手の(使える)指を全てボタン操作に割り振ることが出来るのです。
しかしトラックボールマウスの場合、必ずどれかの指(親指か人差し指だろうが)を「マウスポインター操作」に割り当てることになります。
ただしこれは、「手首を使わないので楽」とか「手首を動かせない人には便利」という意見もあるので、必ずしも欠点とは言えないかもしれません。
実際僕も「手首を使わなくて良いなら楽じゃん」と思って買っちゃった節があるので。(大バカ者ですよ)
【デメリット多し】「トラックボールマウス」がダメな2個の理由:まとめ
・もしトラックボールマウスを使うとしても、「親指ボール」は辞めた方が良い。とてもきつい
・トラックボールマウスは「慣れたら作業効率が爆上がりする」と言われてるけど、真に効率化を求めるなら最適では無い
・些細なことだけど、筆者のように腕の位置や姿勢を頻繁に変える場合、より一層通常のマウスの方が良い。トラックボールマウスはデスク上でズレないように作られているので、重い
M-XT3DRBKは普段トラックボールを利用している自分でも腱鞘炎になったクソです
アノニマス様
コメントありがとうございます!
腱鞘炎リスク怖いですね…
自分も使いながら違和感が凄かったです